2008年03月07日

[本]黒猫/モルグ街の殺人

推理小説の元祖と言われている「モルグ街の殺人」を含む、Edger Allan Poeの短編集。

今フルネームを書いて気づいたが、江戸川乱歩のペンネームの元となった人物だった。表紙にはポーとしか書かかれていなかったとはいえ、自分の名前に対する興味のなさにがっかりした。

短編はどれも1840年前後の作品だが、現代語で訳されていることと、小川高義氏の翻訳が良いため、とても読みやすい。

計算された展開を得意とする作家らしく、文章は無駄がなく洗練されている。特に「黒猫」の後半にかけての展開に見事に引き込まれた。160年前以上前という時代を超えた作品で、作者の意図通りに読めたことがとても新鮮だった。

これだから小説は面白い。


黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)
ポー 小川 高義
光文社 (2006/10/12)
売り上げランキング: 72510


posted by kozi at 04:39| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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