2008年04月02日

[本]硝子のハンマー

 貴志祐介氏の硝子のハンマーを読みました。日本推理作家協会賞を受賞した作品らしいです。氏の本はクリムゾンの迷宮・黒い家・青の炎に続き4冊目。前の3冊がどれも期待以上の出来だったので、今回もはじめから相当な期待をしつつ読みましたが、期待どおりでした。

 ビル入口には警備員・エレベータには暗証番号・廊下には監視カメラ・窓ははめ込み式の強化ガラス、というセキュリティで守られたビルで起こった密室殺人事件が舞台です。被害者は1人のみなので、1つの事件で1冊になっています。推理小説の長編ものでは連続殺人ものしか読んだことがなかったので新鮮でした。事件が1つということで仮説から検証という試行錯誤の回数も多く、これが特におもしろかったです。

 ところで、巻末インタビューで本格ミステリーについて「すごい長いプログラムを書いてですね、バグを全部つぶしていかなきゃいけないような感じ。」と答えているのだけど、著者は元プログラマーなのだろうか。ちょっと親近感がわきました。

 本書であまりにも満足してしまったので、推理小説はしばらくお休みです。


硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志 祐介

角川書店 2007-10
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posted by kozi at 01:05| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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